場所や業種にもよりますが、多くの場合はもっとも電力を使う季節が夏となります。
その理由は、ほとんどの場合もっとも使用電力の比率が大きい空調設備、つまり冷房の稼働が高くなるためです。
使用電力量が増える事はもちろん、最大電力が上昇する事によって契約電力が高くなってしまう可能性も大きいため、年間の電気料金を大きく左右する季節が”夏”となります。
電気料金は、電力を使わなくても発生する「基本料金」と、使用した分だけ発生する「使用料金」のふたつの合算で請求されます。
この「基本料金」は、一度高くなると12ヶ月間、その料金が請求されます。
夏場の電力使用を最適化することで年間の使用電力、つまり電気料金を大きく削減できる事になります。
使用電力が多くなる夏、それはつまりほんの少しの対策でも、もっとも大きな効果を得られる季節でもあるという事です。