先日、住んでいる地域では「歳の神」という火祭りを行いました。
神棚にお飾りしたしめ飾りや、去年の起き上がり小法師などのお供えものをお焚き上げして歳神様を天にお送りし、
今年一年の五穀豊穣、無病息災を願います。
午後6時半頃開始です。
わらと紙と竹を組み上げたものに火をつけます。
風が強く、雨も少し降っていましたがどんどん燃えていきます。
この歳の神の火にあたると、病気にならないと言われてます。
また、この火で餅やスルメを焼いたものを食べるとその年は家内安全、無病息災で過ごすことができると伝えられています。
各々自作の餅焼き棒?をもってきて、広げた藁に近づけてじっくり焼いていきます。
直火にあててしまうと餅が焦げてしまったり、遠いと時間がかかったりでなかなか難しいです。
その間にも焼いたするめやお神酒が回ってきたりしました。
〇〇さん家の棒は餅が落ちなくていいね~
〇〇さん火の粉気を付けて~!
など近所の方々と談笑。
しかし、雪のない歳の神なんて初めてだね、という声が上がるくらいに全く雪がなかったです。
今年は本当に暖冬ですね。
おもちがふっくらしてきたら、出来上がりです。
焼きたてを食べてみると、外はパリッと、中はとろーりでとても美味しい。
仕事で来れない家族の分も、持ち帰って食べさせます。
また今年一年、家族みな無事に元気に過ごせますように!