業種により異なりますが、使用電力のおおよそ40%弱から50%強は空調設備の使用が占めており、冷房が高い稼働となる夏場に年間のピークを迎え、その時の最高デマンド値がその後1年間の契約電力となります。
本来最も使用電力量が下がる春期や秋期も、夏期の空調の高稼働による最高デマンド値での契約電力となってしまう為、夏場の消費電力を如何にして抑えるかがコスト削減のキーポイントの一つと言えます。
稼働状況などによりますが、空調設備は約4年間の使用で当初の約2倍近くまで消費電力が上昇すると言われています(出典:日本冷房空調協会)。
それはつまり、新品の時と同じ冷房・暖房効果を得るために必要な電力が約2倍になっているという事になります。しかしながら、室内では以前と同様の効果を得られているため「なんだか電気代が高いな?」という程度の認識にしかならず、その事実が見落とされがちです。
右図は、洗浄前後の消費電力比較グラフですが、洗浄により熱交換効率が回復した事で圧縮機の負荷を低減しているため、安定稼働の消費電力が大きく下がっています。
当社の空調室外機洗浄は、使用電力比率の高い空調設備の使用電力を約10%削減します。洗浄メンテナンスですので、当然ながら新規設備を購入して頂く必要もなく、投資効果の高い省エネ対策となります。